看護師

ここが看護師の仕事の辛いところ!9Kについて語る!

くまえもん
くまえもん
ドーモ!道楽者看護師夫婦、夫のくまえもんデス。

今回は看護師の仕事について、9Kという9つのキーワードとともに、赤裸々にお伝えしてみようと思います。

9Kってなんやねん?っとその前に、

みなさん看護師ってどういうイメージですか?

私の率直なイメージは、

「臭い!」

「汚い!」

「しんどい!」

です。笑

どうですか?同じ様なイメージでしたか?
それとも少々驚きましたか?

3K労働って聞いたことあるでしょうか?
「きつい」「汚い」「危険」の頭文字をとったもので、主に土木関係、ゴミ処理などの肉体労働や、警察官や看護師、介護士など勤務・労働条件の厳しい職業を指します。

そうなんです、つまり私のもってる看護師のイメージというのは何も私の怠慢から生まれるのではなく、一般的に思われていることなんですね。

しかもですよ、さらに9Kという言葉がありまして、1992年の新語・流行語大賞の表現部門で江尻尚子さんという方が銀賞を受賞されています。

9Kとは、3Kに加えて「休暇がとれない」「規則がきびしい」「化粧がのらない」「薬に頼って生きている」「婚期が遅い」「給料が安い」というものです。

私は男なので化粧のノリに関してはわかりませんが、これ20年前のものじゃないですか、ほとんど変わらず今でもそうだと思います。

では早速どんなものか解説していきましょう!

9Kその1:「きつい」

1つ目ですが、ここだけはボリュームを多く書かせてください。笑

看護師といってもその働く環境というのは様々ですが、一般的と言いますか、大多数の看護師の職場である「病棟」の看護師。

私も病棟で働いているのですが、
とにかく忙しいです。

いつも時間に追われています。

私は今の職場ではしていませんが、前残業から始まる方も多いのではないでしょうか?

一体何をしているのかと言いますと、まあ、朝から投与する点滴の準備なんかもしていますが、

メインはやっぱりこれ!

その日自分が

受け持つ患者さんの情報収集

です。

情報収集はとても大切で、前日も日勤であればこの夜間で変わったことはなかったか、

休み明けであればその間での経過、

もしかしたら自分がいない間に新しい入院患者さんが入ってきていて、その日自分が受け持つかもしれません。

予定入院であれば入院前からある程度情報は把握できますが、緊急入院となるともちろん全くわかりません。

それに、患者さんは同じ病名だとしても、その程度や症状などは個々に違うため、特に1、2年目などの新人看護師は「え!新しい患者さんいる!」ともうそれだけで緊張。

いえ、多分もしかしたら「明日新しい患者さん入ってて、受け持ったりしないかな」と前日の夜から緊張していることでしょう。

この前残業、早い人だと勤務開始の1時間前から来てしてる人もいました。

新人の場合、ここでちゃんと情報収集しておかないと、このあとの朝礼直後に先輩看護師から

「今日の患者さん、どこ観察するの?」

と聞かれて答えられずにとてもきつい言葉をかけられることがあるかもしれません。笑

さて、そんなこんなで病棟ラウンドを開始しますが、バイタルサイン測定に始まり、創部の処置や観察、患者さんの訴えの傾聴、急な検査出しや採血、採尿なんかもあります。

オムツ交換(陰部洗浄や排泄ケア)はヘルパーが多い療養型の病院では看護師はあまりやらないかもしれませんが、

ヘルパーの少ない一般病棟では、看護師もします。

手術をしている病院ではオペ出しや迎えがあり、

入院があればそのお迎えもありますし、退院があればお見送りもします。

ただ「いらっしゃい」(不謹慎ですみません)「おげんきで〜」ではありません。

患者さんの状態観察や、本人・家族へのオリエンテーションや様々な書類の説明・同意やサインをもらったり、

ドクターからの指示受け(これは基本、リーダー看護師が受けると思うが)やその実施、

各部署との連携(栄養科や薬剤科、リハビリ科など)があります

そうこうしているうちに患者さんの食事の時間がやってきます。

今の職場では食事をする患者さんを全員ホールに集めるのですが、それにはベッドで連れてくる人もいれば、車椅子で連れてくる人もいますし、

歩行器や支え歩行で連れてくる人など様々です。

食事の時も、自分で食べられない患者さんには食事介助をしたり、自分で食べられるけど、見守りが必要な患者さんもいます。

注入食(鼻から管を入れたり、胃瘻を作って直接胃や十二指腸へ液体の食事を流す)の患者さんもいるのでその準備などもあります。

そして終わればマウスケアをしたり。

看護師の昼休憩はだいたい2回に分かれて交代でいきますが、ささっと飯を流し込んだらろくに休憩もとらずに戻ってる人も多いんじゃないでしょうか?

なぜか?

仕事が終わらないからです。笑

さっと出てきたら看護記録や熱型表の記入、もしくは入力をします。

そして午後からはまた患者さんの状態によってバイタルサイン測定をしたり、検査・オペ出し!入院!退院!点滴の更新!排泄ケア!

そして様々な突発的イベントが看護師を襲います。

もう無限です。

書ききれていないその他たくさんの業務がありますがまあ割愛します。

そして、いつの間にか終礼の時間がやってきます。

んで、残業と。笑

だいたい記録とか、やりきれなかった処置とか、夜勤に託すには迷ってしまう中途半端な時間に帰ってくる予定のオペ待ちとか…

これ夜勤のことも書いたらここだけで大変なボリュームになってしまうのでまたの機会とします。

うまく伝えられたかわかりませんが、やはり患者さんの安全な入院生活を守る義務があるので、常に気を張っています。

なので、肉体的にも精神的にもとてもしんどいのです。

9Kその2:「汚い」

これはやはり他人の排泄物やら吐物、唾液などを扱いますので…

今の時代、入院している患者さんの多くは高齢者であり、寝たきりの患者さんが多いです。

そんな患者さんには毎日オムツ交換をし、もちろん交換だけではなく、その際には陰部洗浄をします。

便やおしっこが出れば適宜きれいにします。

便が数日間出ていない患者さんには、浣腸や摘便といった処置もします。

便処置をしたあとのマスクに染み付いた臭いは、何年経った今でも慣れることはないです。

あとは、ポータブルトイレや尿器などを使用した後には、中身の破棄や洗浄をします。

肺炎などで痰が多く、自分で出せない患者さんには吸引をします。

マウスケアや、創部などの処置などもこの項目に含まれてくるのではないでしょうか。

ちょっとリアルなこと書きますと、

認知症の患者さんってやっぱり大変です。

勘違いして欲しくないので先に言いますと、認知症の度合いというのは個々に違いますので、全ての認知症の方に当てはまる訳ではないです。

それに、誰しも自分で望んで病気になる訳ではないです。

認知症状が重度な方ですと、例えばオムツの中に排泄した便を触ります。

触ったそのままの手で、病衣や、壁やベッドなどそこら中に触れます。

投げる方もいます。

中には食糞といって、読んで字のごとく、自分の便を食べてしまう方もいます。

辛いですよね、でもこれが現実です。

きっと身内の方が見たらショックで混乱してしまうかもしれません。

家族の方って、自分の配偶者や両親が認知症になってどういう風になってしまったかって、なかなか把握してない場合がありますので。

どうしてかといいますと、

入院してしまったら、面会に来て一緒に過ごす時間って限られていますし、

認知症の方って、家族の前ではごく普通で、

会話などもまあまあ成り立ってしまうことがあるからです。

話を戻しまして、そうやって汚れてしまったものを綺麗にするのはヘルパーや私たち看護師です。

患者さんも大人しくしていてくれたらいいですが、拭いたり洗ったりしている時に、まだ汚れている方の手で服や腕を掴まれたりすることもあり、なかなかテンションの下がりが半端ないときがあります。

私たちはこの仕事を、食前だろうが食後だろうが、時にスタッフが少ない時は食事中だって実施します。

より悲惨な状況になる前に。

9Kその3:「危険」

私たち医療従事者にとって、スタンダードプリコーションという「感染症の有無にかかわらず、血液、全ての体液、汗を除く分泌物、排泄物、傷のある皮膚、そして粘膜が感染原因になりうる」という考えがあり、感染などに関してとてもシビアに気をつけているのですが、それでも事故的に危険はやってきます。

インフルエンザの時期には油断していたら予防接種をしていようがかかる人はかかってます。

小さいお子さんがいる家庭では特に不安でしょう。

また、針刺し事故という言葉を聞いたことあるでしょうか?

患者さんに使用した針を、不注意で自分に刺してしまったりすることです。

もし針を使用した患者さんが、肝炎やHIVなどの感染症を持っており、その針を自分に誤って刺してしまった場合、自分が感染してしまうリスクがあります。

感染症以外では、暴力的な患者さんの存在です。

特に認知症で理性が働かない場合、なかなか苦労します。

再度書きますが、患者さんは望んで認知症になった訳ではありません。

が、こないだも、同じ病棟の看護師が、患者さんのケアをしている際に、噛みつかれ、痛々しい傷を負った出来事がありました。

看護とはなかなか難しいもので、こちらがケアや処置などをしようとした際に、それを患者さんが嫌だと感じていても、患者さんのために施行しないといけない時があります。

でも患者さんは認知症などでその重要性を理解できない状態にある場合、ものすごく抵抗し、その際に、引っ掻いたり、時には殴る蹴るなどしてくることがあります。

もちろん患者さんには人権があり、私たちは患者さんの意思を尊重しますので、抵抗しているところを力ずくで、などということはありませんが、事故というのは不意にやってくるものなのです。

9Kその4:「休暇がとれない」

これはもう病院によりますし、同じ病院でも病棟の師長の考えに左右される場合もあるかと思います。

ちなみに私の今の病棟の師長は、有給消化しちゃって〜という感じなので良いですよね。

以前居た病院では、有給使うなんてありえないといった風潮から申請しようとすら結局しませんでした。

でもこんな病院たくさんあるでしょう。

中には、有給どころか、月の希望休すらまともに通らないところだってあります。

看護師のこういう体質は踏み込んで考えたことがありませんでしたが、昔は看護師が少なく休まれたら出勤してる看護師にしわ寄せがきたり、地位も低かったから有給なんてあってない様なものだったのかもしれません。

そしてよくある「私たちが若い時はこうっだたんだから、あんた達も同じよ!」っていう考えの看護師長やら看護部長が多いのかな?

わかりません。

9Kその5:「規則がきびしい」

私自身働いていて規則が厳しいなと感じたことはありませんが、ここで多いのはやはり髪型やヘアカラー、アクセサリー関連でしょうか?

この辺ってだいたい予想がつきますよね。

女性であれば制服の襟に触れる髪の長さであればアップにして纏める、カラーは明るすぎず。

ピアスやネックレスはNGだったり、小さいのならOK!

マツエクはダメなところはダメみたいです。

でも実際に一般病院でもかなり明るい髪色や、バッチリ化粧している人は見たことあります。

病院によって程度の差こそあれど、確実に昔よりは寛容になってきているのでしょう。

ただやはり看護師の仕事内容を考えると、きちんと纏まった髪、装飾は無い方が不要な事故は防げるかと思います。

それにこれ、たまにみかけるのですが、前髪やサイドの髪が長いのに纏めてない人で、摘便(肛門に指を入れて便を掻き出す処置)してる時に夢中になってるのか覗き込む様な姿勢になっていて、その際に垂れた髪が掻き出した便に付きそうになっているんですよ!

あのように無頓着なのは個人的にドン引きです。笑

男性はどうでしょう。

やはりヒゲでしょうか?

これはもう看護学生の頃から厳しく言われてきましたが、実際の現場では以外とあまり厳しくは無いのでしょうか?

私の場合、肌がデリケートで電動カミソリでもヒリヒリと痛いので、T字カミソリを使用していますが、剃るのも平均4日に一度くらいのペースです。

長い時は一週間くらい放置しています。

こんなこと書いても伸びる長さや濃さは個々に違うのでなんとも言えませんが、私はまあまあ濃い方です。

でもこないだ夜勤明けにマスクを外した際にちょうど部長に見られて一言、

「ヒゲ、似合ってるじゃん!」

あ、あざっす!!

9Kその6:「化粧がのらない」

もう本っ当にそうなのよ〜!特に夜勤明けのときなんか最悪よ〜そのまま遊びに行きたいのに!

なんてこんな感じでしょうか??

でも日勤と夜勤をしている看護師の体内リズムなんてそりゃおかしくなりますよね!

ストレスも多いし、肌の手入れはもちろんしてても…

9Kその7:「薬に頼って生きている」

「きつい」の項で書きましたが、とにかくきつい仕事なので、中にはストレスによって不眠や鬱っぽくなる方もいます。

安定剤や睡眠薬を飲んでなんとか仕事を続けているのです。 

見かけるたびに目が見開いていて「あ、なんかこの人やばそうだな」って思う人も中にはいます。

9Kその8:「婚期が遅い」

晩婚化・未婚化といわれる世の中ですが、看護師も例外ではありません。

もちろん人それぞれ色々と要因はあります。

例えば、プライドや相手に求める理想が高い。

収入がまあまあいいから一人でもなんとかやってこれてしまった。
(国家資格ですから、免許剥奪されない限り今のところまだ就職も安定しているでしょう。)

相手(男側)も看護師は給料がいいというイメージを持っていて、自分の方が稼ぎが少ないと思うと追いかけられない。

いざ付き合っても残業でデートに遅くれる、シフト制で休みが合わないなどすれ違いを生じる。

そして、結婚まで行き着かない。

とはいいましても、結婚できる人はできるので、タイミングや出会う人との価値観を大切にしましょう。

9Kその9:「給料が安い」

なんといいましょうか、多分世間一般的な看護師の給料のイメージって、まあまあ良いと思うんですよ。

でも、看護師自身はきっと、安い!って思ってる人多いと思うんです。

急性期の病院から療養型、ホスピスなど、どこの看護師も前提として「患者さんの命を預かってる」って思いや使命感てあると思うんです。

もちろん、治療方針などを打ち出すドクターだって同じだと思います、私たちも治療方針や重要な判断はドクターに仰ぎますし。

けど、日々の処置や観察、療養上の世話は看護師がしますので、圧倒的に患者さんと関わる時間が長いのは看護師です。

肉体労働、残業多い、重症患者さんを受け持った時の半端ないプレッシャー、ピリピリとした空気、こっちの手技や判断1つで命に関わることもあるというのに、給料が見合っていない!そう思うんですね。

あと、看護師はスキルアップのためには勉強会や研修への参加はたくさんあり、病院によっては休日を使って行ったり、研修費用も自腹だったりと、なかなか身を削ることもしていると思います。

また、主任や副師長、師長と役職になっても手当てが安い!

下手したら夜勤やってるスタッフより低いなんてザラ!

長く1つの病院に勤めているベテランなんかはボーナスが良かったりします。

例えば20年間勤めてるアラフォー管理職で100万とか。

しかし激務の中、女社会の中、図太くなければそうは生き残っていけないでしょう!

さて、9Kとともに看護師事情を話してきましたが、いかがでしょうか?

俺より全然マシだよ!って方もいるでしょう。

しかし私は、そんなマシってだけなものに満足はできないのです!

もっと自由に、もっと豊かに、もっと肉体的にも精神的にも健やかに生きていきたいと思います。

できたら看護師は辞めてしまいたいです。

あとついでに、これを読んだ看護師を妻、彼女に持つ男性方、今よりもやさしくしてあげようという気持ちが湧いてきたのではないでしょうか?

ご自身も大変でしょうが、彼女たちも疲れています。

仕事のことはわからなくとも、時には話を聞き、労ってあげてください。

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このサイトの管理人。転職を繰り返した末、安定を求めてとりあえず看護師の国家資格を取得するも、やはりもっと自由に生きたいと願い、収入を増やすため副業にチャレンジし始めたとある漢!
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