看護師

看護師は頭が悪く誰でもなれるって本当?バカでは乗り越えられない厳しい看護学校の実態!

こんにちは!看護師夫婦の片割れ、くまみです!

先日ネットで衝撃の言葉をみつけました。

「看護師てバカばっかり!」

「誰でもなれるくせに偉そうに!」

「看護師はバカだから看護師と結婚しちゃダメよ!」

いやー、そんな風に思う人もいるんだなって

かなりショックでした。

そういった看護師アンチの方々は

看護師に何か恨みでもあるんでしょうか。

でも、看護師のくまみが正直に言います。

看護師はバカでは務まりません。

誰でもなれるのはどの職業でも一緒ではないですか?

必死に努力を行った人であればなりたい職業に誰でもなれます。

では、看護師のくまみがなぜ看護師はバカでは務まらないのか

具体的に紹介したいと思います。

この先もバカという言葉を使わせていただきますが、

不快に思われる方すみません。

ただ、バカと言っているのはくまみではなくネットの住民だということを忘れないでください。

看護師になるには、まず必要なこと

まず、看護師になるには看護学校か大学に入学しなければ、

看護師国家試験を受験する資格がもらえません。

まず、学校に合格する必要がありますよね。

高校生であれば推薦で入学することができます。

ただ、学生生活の態度が悪い生徒、

成績が悪い生徒は推薦されません。

しかし、学校自体の学習レベルが低く、

一般的には下の成績でもその学校では中ぐらいの生徒が推薦されることがあります。

残念ながら、この時点では正直バカも入学してしまいます。

もちろん、優秀な推薦入学者もいますよ。

実際、成績トップでしたからね。

ただ、くまみの看護学校では推薦入学してきた3人が卒業できなかったので…。

では、推薦ではなく入学試験を受験する場合ではどうでしょうか。

この時点で本物のバカは不合格になりますよね。

しかし、その年度の受験者が少なかった、

受験者自体のレベルが低かったなどの理由があれば

合格ラインギリギリで入学してしまうバカが発生してしまいます。

いわば、運で看護学校にバカが入学してしまいます。

看護学校のカリキュラム。バカでは乗り越えられない試験

ここでは看護学校のカリキュラムについて紹介します。

在学中に下記のカリキュラムを受講します。

基礎分野
情報処理、文章表現方、教育学、倫理学、社会学、心理学、人間関係論、健康とスポーツ、医療英語

専門基礎分野
解剖生理学、生化学、栄養学、薬理学、微生物学、病態学、病理学、公衆衛生学、リハビリテーション概論、社会福祉、看護関係法規

専門分野Ⅰ
看護学概論、看護技術概論、臨床看護総論

専門分野Ⅱ
成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学

統合分野
在宅看護論、看護の統合と実践

臨地実習
基礎、成人、老年、小児、母性、精神、在宅、統合実習

だいたいのまとめですが、これだけの講義や実習を受ける必要があります。

そして、講義が終了すると単位を得るために試験があります。

ここで一定以上の点数を取れなければ再試験です。

そして、再試験を合格できなければ単位はもらえません。

年度中に一定の単位を取れなければ留年です。

学年下の生徒と一緒に再度講義を受け、試験を受けます。

バカな看護学生は再試験に落ちます。

こうして、どんどんバカな生徒は単位をもらえず

留年を繰り返し卒業できません。

くまみが通ってる学校では5年ほど留年している人がいました。

看護学生の実習は看護師に向いているか選定される?

3学年になると本格的な臨地実習が始まります。

だいたい1回の実習で2週間ほどあります。

この実習がとてもきついです。

実際に病院へ行き、

看護師から指導を受けながら患者さんを受け持ちます。

一人の患者さんの看護問題、ケア、アセスメントなどを行います。

生命に関わることはできませんが、

一人の人間に触れることになりますので、

相当指導は厳しいです。

適当にやり過ごすことなんてできません。

実習のレポート、病態のレポート、看護過程、看護問題立案、アセスメントなど

たくさんの提出物があります。

期限内に提出し、看護師の指導者と学校の教師が実習の合否を決めます。

実習に参加しているだけでは単位をもらえません。

提出物の内容だけでなく、実習態度や礼節までも見られています。

看護師になった時に、

命を尊厳した対応をできるか、

人権を尊重できるか、

まぁ、いわば人としての道を外れていないかですよね。

ここであらゆるバカは実習を合格できません。

サボり、学習不足、非常識な態度、モラルの欠如

↑こんな人が看護師になるなんて誰でも嫌ですよね。

世の中にこのようなバカな看護師を輩出しないよう

できるだけ実習指導者と教員も気をつけています。

実習であった本当の話ですが、

何を思ったかいきなり患者さんにタメ口で喋ったり、

熱々のお湯で陰部洗浄する学生がいました。

指導者に激怒されていましたね。

普通に考えて有り得ないということはわかります。

もちろんその学生は卒業できずです。

しかし、留年しながらもなんとか実習をクリアするバカもいます。

長年の在学経験により、

要領よく実習をクリアする方法を学んだのでしょう。

最期の砦、バカを世に送り出さないための看護師国家試験

ここまで述べたように残念ながらなんらかの理由で少人数のバカは卒業できます。

しかし、ここで簡単に看護師になれないようになっています。

生命に関わる重大な職業ですので、

国家試験という最大の難関をクリアしなければなりません。

看護師の国家試験は

①必須問題 50点/50問
②一般問題 130点/130問
③状況設定問題 120点/60問

と3種類にわけられています。

①必須問題は特に重要で基本的な内容について問われ、

8割以上つまり40点以上を正解することが合格の必須となっています。

そして、②一般問題と③状況設定問題は合格ラインは年により変動しており、

看護rooによると「過去10年の平均ボーダーラインは62.9%」とデータを抽出しています。

②一般問題と③状況設定問題だけ正解率が合格ラインを超えていても

①必須問題が合格ラインでなければ不合格となります。

看護師国家試験の過去問がどんな内容なのか

本当にバカでも合格できるのか

実際に見てみましょう。

2016年 第106回必須問題から抜粋↓

Q 平成25年の国民生活基礎調査による有訴者率(人口千対)で正しいのはどれか。
①12.4
②112.4
③312.4
④512.4

Q 大動脈に血液を送り出す部位はどれか。
①左心室
②右心室
③左心房
④右心房

2016年106回一般問題から抜粋↓

Q 自動対外式除細動器(AED)による電気的除細動の適応となるのはどれか。
①心静止
②心房細動
③心室細動
④房室ブロック

Q アルドステロンで正しいのはどれか。
①近位尿細管に作用する
②副腎髄質から分泌される。
③ナトリウムの再吸収を促進する。
④アンジオテンシンⅠによって分泌が促進される。

第106回 状況設定問題から抜粋↓

Aさん(70歳、男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケールⅡ-20で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5℃、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度96%であった。

Q 救命救急センター到着時に観察する項目で最も優先するのはどれか。
①体温
②心電図波形
③意識レベル
④尿失禁の有無

頭部CTの結果、高血圧性脳出血と診断され、集中治療室に入室した。入室時にはジャパン・コーマ・スケールⅡ-30。体温37.0℃、呼吸数16/分、脈拍82/分、血圧154/110mmHg。入室から8時間後、体温37.2℃、呼吸数18/分、脈拍50/分、血圧208/106mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度97%になり、呼びかけと痛み刺激に開眼しなくなった。

Q このときのAさんの状態はどれか。
①低酸素脳症
②脳圧亢進症状
③髄膜刺激症状
④正常圧水頭症

入院から4週が経過し、病状が安定して意識が回復した。Aさんは後遺症として運動性失語が残り、言葉がうまく発せられないため涙ぐむことがあった。妻は面会後「夫が話す言葉が分からず、どう接すればよいか分からない」と言って戸惑っていた。

Q 妻に対する対応で最も適切なのはどれか。
①「いつもどおり話をしてあげてください」
②「看護師も同席してAさんとお話ししましょう」
③「リハビリテーションで話せるようになりますよ」
④「分かりやすい言葉で話しかけてあげてください」

ご覧のように、専門的な知識と記憶力が試されるため運だけでは受かりません。

ですが、在学中に授業を聞いて、

実習もまじめにして、

国家試験対策の学習をしっかりしていれば受かります。

なんらかの理由で卒業できたバカも、

さすがに国家試験は受かりません。

まとめ

ここまでバカを連呼するとなんだか虚しくなります。

誰がこんなことを言い出したのでしょう。

もちろん、自ら看護師を経験したことがなく

看護師に恨みがある人でしょうか。

勝手に看護師は遊んでいそうやら、

軽い女が多いやら、

金遣いが荒いやら、

そういったイメージで看護師はバカだと言い出したのでしょうか。

看護師の世界は女性が92%と圧倒的に多いです。

女性ばかりの職業ですから、

様々なタイプの人間がいるのはあたりまえです。

男好きな女性、お金が好きな女性、

そりゃいますよ。

でも、それって看護師の世界だけではないですよね?

どの職場でもありえます。

ただ、圧倒的に女性が多いから

一部のマイナスイメージを

自分の小さな物差しで測ってしまってるだけです。

看護師は決められたケアだけでなく、

点滴の希釈計算や点滴の滴下数の計算をしたり、

心電図を読み取ったり、

難しい医療機器を使いこなしたり、

患者さんの状態変化に敏感に察知し、

先入観を持たず根拠に基づきアセスメントし、

イレギュラーに臨機対応し、

多重課題をこなし、

時には患者さんの気持ちに寄り添って、耳を傾けたり、

一緒に病気を乗り越えれるようと励ましたり、

けっしてバカでは務まらない仕事ではないでしょうか?

結論

看護師はバカではなれないが、

しっかり学校で学び、勉強すれば誰でもなれる。

看護師の仕事はとてもやりがいがあり、

奥の深い職業です。

世間にもっといいイメージが広がることを祈っています。

ABOUT ME
くまみ
くまみ
社会人を経て看護専門学校へ入学。急性期病院で5年間勤務し妊活目的で退職。 看護師の女社会やマタハラ、パワハラなど女のどす黒い裏事情に嫌気がさす。ブログにはそんな女社会を観察した看護師の本音や裏側を激白している。
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